8月後半のレディースファッション市場 20代カジュアル

2017.08.24 (木)

2017年秋シーズンのファッションがいよいよ本格スタートをしています。 今回は20代向けのブランドの秋ファッションの打ち出しをレポートします。

【ナチュラルカジュアル】
◇ローリーズファーム
・グレンチェック・千鳥格子
クラシカルでシックなイメージのグレンチェックと千鳥格子が今季は注目されているモチーフです。ローリーズファームでは、ワイドパンツやロングスカートで提案していました。形は春夏から人気継続のハイウエストタイプが主流。ウエストをサッシュベルトでマークしたり、太めのベルトがついているデザインは健在です。これに加えて、もっとウエストを太く包み込むビスチエを付けたスタイルをメインウインドウで提案していました。
・首(ネック)デザインの変化
夏は深いV開きやオフショルダーで肩を出したデザインが多かったのですが、季節が秋に進み、ボトルネックが出ていました。秋らしく、新鮮です。
 
◇COCOディール
・からし色とボルドーの秋色を提案しています。ディスプレイしているからし色のフレアスカートは、ロング丈で、素材がピーチスキン(生地を引っ?いて桃の表面のうぶ毛のように起毛させたもの)タイプでした。これに胸元に花柄刺?が効いているニットを合わせていました。
 

【ギャル系カジュアル】

◇セシルマクビー
・オールインワン(袖ラッフルのノースリーブ+ガウチョパンツ)が秋色で提案されています。ベージュ、キャメル、赤、深いグリーンなどシックな色味です。ピーチスキン素材でした。
・細プリーツのスカートが新鮮
セシルマクビーで提案しているプリーツスカートは異素材を組み合わせた個性的なものでした。前側を中心と右、左と縦に3分割していて、真ん中をグレンチェック、左を赤、右を黒といった異なるプリーツ素材を合わせたスカートは、色合わせもしやすくて使えそうなアイテムです。また、プリーツスカートは今季、人気が続きますが、丈がミディ丈からロングへ移行していくでしょう。
◇ムルーア
・花柄プリーツスカート(ロング丈)が目に留まります。
・ストレッチの効いた太目の畝のあるコーデュロイパンツやリブニットのワンピースなどが、秋トレンド提案です。
 
まとめ
・夏人気デザインは継続して、秋色に変化(マスタードイエロー・ボルドー)。または秋の素材に変化(ベロア、ピーチスキン、コーデュロイ)
・プリーツスカートは秋も大人気
・花柄は継続

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