2020年のファッショントレンドをキーワードごとにまとめています。今回は5回目、「柄・モチーフ」についてまとめます。
コレクションにおいて、多くのメゾンで取り入れられていた柄は、ポルカドットです。ドットは、ポップで軽くて、そしてレトロな印象になる柄です。今期はポルカドット、これはドットの大きさが中くらい(直径3センチ程度)のいつものドットよりも大きめに感じるモチーフの大きさが特徴のドットです。マイケルコース、トリーバーチ、グッチなどがコレクションで提案していました。
2年前にもコレクションから浮かび上がったトレンドキーワードで出ていたポルカドット。そのシーズンでは、それほど提案も多くなく、注目の中途半端で、ヒットはしませんでした。今回は、クラシック回帰という大きな流行の波が背景にある中で、どう市場がポルカドットに反応するのか、とても楽しみです。小さなドットや大き目なドットも絡めたモチーフの大きさがミックスされた複合ドットも提案されていて、とてもすてきです。今度こそ、ポルカドットが爆発的なヒットになるといいなと期待しています。
クラシックを感じるアイテム(例えばボウタイ付きブラウスやワンピース)に取り入れられるなら、ポルカドットとの相性も良いので、注目されていくかもしれません。バッグやシューズのワンポイントにも使われていたら、可愛いですよね。
次回はディティールについてまとめます。