2018年秋冬のファッショントレンドをキーワード別に取り上げて、一つ一つコメントしています。
今回は、足もとを飾るものです。
この秋冬の「足元」には2つのトレンドが見られました。
一つめは、タイツです。
カラータイツは要チェックです。ドルチェアンドガッバーナ、トムフォードなど、服とシューズをつなぐ脚を鮮やかな色を使ったタイツで飾るスタイルが目立っていました。
ドルガバ
トムフォード
二つ目はブーツ。
華美な装飾をしているデザインがアパレルでは、もう何年もトレンドとして続いています。例えば、襟元(夏のオフショルダーなら胸元に)に何重にもフリルをあしらったり、シャーリングで細かくドレープを見せたり、といった感じです。このフリルの流れは、数年前から広く浸透していて、そのソースになっているのが「ヴィクトリアン調」の装飾です。
この「ヴィクトリアン調」のテイストが、足元へも影響してきました。具体的な表現としては、「レースアップブーツ」です。「ジョルジオ アルマーニ」など多くのメゾンで、このクラシカルなブーツが出展されていました。
こちらは、日本のアパレル市場にもすんなりと受け入れられそうなデザインです。
久しぶりに、シックでクラシカルなレースアップブーツの似合うスタイリングを楽しんでみたいなと
思います。