2016秋冬コレクション-2 ディティール編

2016.09.29 (木)

今回はディティールについて。

今期は女性らしい柔らかいフェミニンディティールが出ています。

1)ラッフル、フリル
ラッフルとはカーテンのドレープのようなひだのことです。夏にトップスのブラウスやTシャツの肩にひらひらとゆれる生地がついているデザインが多かったと思います。だいぶ普及していたので、みなさんも着用されたのかもしれませんね。このラッフルですが、肩につけたり、ブラウスの裾を切り替えてつけたり、この秋も出てきそうです。
シンプルでミニマルといわれていたのは2015年まで。女性の可愛らしさがフリルやラッフルという「飾り」でデコレーションされてきたのもトレンドの移り変わりを見て取れるところです。

2)ボリューム袖
袖幅がゆったりしているデザインのトップスは、前シーズンから継続でこの秋冬も人気です。袖の形はさらに進化していて、袖全体がゆったりとしているものだけではなく、袖口にいくほどゆったりするようなデザインが目立ちます。また、コレクションではロングスリーブが指まで隠れるほどの長さのトップスがニナリッチなどのメゾンから出展されていました。ゆるめのシルエットがここ数年で取り入れられていましたが、その流れが進化した形なのだと思います。手のひらが隠れて、指がちょっと見えるような袖丈だと、相対的な可愛らしさも表現できそうで、期待したいです。 ニットなどで、冬にかけて出てきそうですね。

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