11月初旬の20代向けブランドを見てきました。今回はフェミニンなテイストのブランドを中心にレポートします。
とにかく、共通していたのは、花柄です。冬にむけて花柄を提案するブランドが増えてきました。花柄は比較的大き目なスケールのものが多いです。逆に言うと小花柄の提案は見当たりません。
ココディールでは、花柄のワンピースを出していました。サテンのような光沢のあるつるっとした素材で薄いグレー地にピンクの花がキレイです。タートルネックのセーターの上にワンピースを合わせていました。他には、冬の新作として、ニットのセットアップやフェイクムートンのコートなども展開されていました。
ジルスチュアートでも花柄のワンピースがディスプレイされていました。薄いグレーのニットコーディガンを羽織らせていて、今年らしいスタイリングです。この花柄はスカートもあり、アンゴラニットを合わせていました。ニットの衿周りはビジューがあしらわれていて、ポイントがあり、アクセサリーいらずです。
ローリーズファームでは黒地の花柄プリーツスカートがウインドウに出ていました。白のセーターと黒のライダースジャケットを合わせていました。各ショップで、今期の旬のアイテムであるライダースジャケットを秋口から着まわしていますが、花柄モチーフと合わせることで、ハードな印象に偏らない、可愛らしさを感じる冬に向けての新しい提案です。
マーキュリーデュオでは、大柄の花をモチーフにしています。真っ白なモヘアセーターに合わせて、すこすレトロっぽい感じが出ています。
30代向けブランドではタータンチェックが多く見られるようになりましたが、20代向けブランドでは花柄が目立っていて、提案に違いがみられました。これから真冬、梅春に向けてどのように打ち出しが変化して進んでいくのかが、とても楽しみです。