2017年 春のトレンドファッション レディース コーディネート 3月中旬 ヤング-

2017.03.16 (木)

前回に続いて、20代女性に人気のブランドの春トレンドのレポートです。
都心の百貨店、ファッションビル、路面店などいくつか定点観測して、女性の服の買い物や毎日のコーディネートの参考になるようにレポートしています。

◇花柄
花柄は、世代を問わずこの春のトレンドです。毎年、春にはなんらかの花柄が出てくるのですが、小花が人気の年もあったり、大きなスケールの花が人気の時もあったりと、トレンドになる柄はその時々で違います。今年は花柄に加えてボタニカル(植物)柄がキーワードになっていて、花、のみならず、葉っぱもまた注目されている柄になります。花柄ということで言えば、今年は大き目の花で葉や茎も混じっている柄が多いようです。ブラウス、スカート、ワンピースなどに加えて、今年はワイドパンツにも花柄が提案されていて、アイテム問わず、フル活躍の一番人気の柄です。
クラシカルで少し落ち着いた花柄が多いのですが、オリエンタルテイストの花柄も多く見られ、花柄のテイストは二分されているようです。
フリーズマートやマーキュリーデュオ、ルーミーズ、セシルマクビー、MURUAではフェミニンなクラシカルテイストの花柄のブラウス(オフショルダーも多い)やワンピースが提案されていました。チャオピクニックやオゾックでは、東洋的な、オリエンタルテイストの(アナスイのような)花柄が見られました。
 
◇ストライプ、ボーダー
・ストライプ
シャツ、ブラウス、スカートなどではさわやかな印象のストライプ柄が多くのブランドで取り入れられています。ローリーズファームでは、春先の柔らかな色の打ち出しとして「水色+ベージュ」の提案が新鮮ですが、ストライプの水色コートとベージュのワイドパンツのスタイリングがとても今年らしいです。コートのような大きな面積を占めるアイテムに、ストライプを選んでみると旬スタイルに変化しますよ。
SHELTERでもロング丈の羽織物をストライプ柄で提案していました。3色の配色でストライプの太さが異なっていて、ラフ感、こなれ感のある印象です。
・ボーダー
ボーダーも春先から出ていますが、テイストが二分されているようです。白地に紺のボーダーのマリンテイストのカットソーなど、多くのブランドでボーダートップスが出ています。これに加えて、3色以上の色を使い、色ごとにボーダーの幅のピッチを変えたセーターやワンピースが出ています。SHELTER他、いくつかのブランドで他配色のボーダーが出ていて、特にニットで提案されていました。
次回に続きます。

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