5月に入り、20代向けの人気ブランドでは、リゾートを意識したスタイリングが見られるようになりました。目立ったアイテムはプリントワンピースです。フリーズマートでは、マキシ丈のプリントワンピースをディスプレイしており、夏のまたは、南国リゾートでくつろぐ服を提案していました。
今週になって、いくつかのブランドで共通の打出しが見られました。ロングワンピースをガウン風に前を開けて、「羽織りもの」として着るスタイルです。Tシャツ+デニム+プリントワンピースを羽織りで使ったコーディネートが新鮮で、この時期にぴったりのスタイリングで目立っています。
チャオパニックやSHELTERでは、オリエンタル風のプリントの薄手のロングワンピースを前を開けて羽織りにしていました。
マキューリーデュオ、ナチュラルビューティベーシック、ルーミーズでは、ボタニカル柄のプリントワンピースを羽織として使った打出しをしています。やはり、Tシャツ＋デニムパンツにプリントワンピースを羽織らせたコーディネートです。ルーミーズでは前を開けて羽織らせた、小花柄プリントワンピースのウエストに、サッシュベルトでポイントをつけていました。旬のスタイルです。
同じスタイルでも、テイストがブランドによって異なっています。いま、この世代のブランドではいくつかのテイストが同時に走っています。
目立っているテイストは、「オリエンタル、エスニック」。これは異国のエキゾチックな雰囲気のあるテイストで、ペーズリープリントや胸元に刺しゅうをしたスモッグブラウスなどに表現されたものです。
他には「さわやかテイスト。白ベースのストライプとデニムのインディゴ合わせ」
「レースでフェミニン、ボタニカル（花、葉っぱ柄）柄。オフショルダー」なども多くのブランドで見られるキーワードです。
同じアイテムを選ぶにしても、テイストによってプリント柄が変わってきます。どれも旬ですので、羽織りにも使えるワンピースを、好みの柄を選んで夏まで楽しんでください。
