2018年12月のレディースファッション 30代キャリア

2018.12.02 (日)

12月に入りました。先月から街中がクリスマスをイメージしたディスプレイになっていて、寒い外から暖かい部屋の中で過ごす、キラキラした楽しいパーティシーズンがやってきました。レディースファッション市場もまた、冬本番の提案です。

メインのディスプレイでは、プルオーバーニットとボトムの提案です。プルオーバーニットは、素材や編地、ゲージも冬物に変化しています。目立ったものとしては、モヘアのふわふわとした毛足の長い表面のものや、糸が太く編地が大きくなった(ローゲージ)もの、編地変化(縄編み、など)のあるニットが増えていました。
ニットの色は、各ショップで提案が分かれています。これ!というトレンドが、今のファッション市場のなかで色で表現されていないのです。それでも、すこしずつ新春に向けたペールトーンのピンクや水色、ペパーミントグリーンなどの提案は、多くのショップ・ブランドで見られました。これは毎年の傾向です。デプレ、トゥモーローランドなど(ともにトゥモローランド社)はメインにペールトーン・淡い色のニットを打出していました。また、ロートレアモンは赤のニットと茶系のチェックのボトムでスタイリングを見せていました。アンタイトル、23区での打出しの色は「黄色」でした。
ちなみに、ニットのデザインですが、首まわり・衿元はVネックが多いように感じます。スッキリとさせた衿開きが新鮮でした。昨年までのニットは、圧倒的にオフタートル(10代20代においてはオフショルダー)が目立っていました。ここからは、変化が見られています。トップスのデザインがすっきりとして、一方ではボトムでは大柄なチェックが目立っていました。シャギー素材で大き目のタータンチェックのスカートが多くのブランドで見られました。今年らしいチェックの打出しだと感じます。
毎年、12月はやってきて、いつも通りに寒い季節ですが、昨年とのファッションの違いは明らかに表現されています。そういった変化や流れを見ているのはとても楽しいです。そんなこととは関係なく、着たいものを着る、直感に従って選ぶ、などいろいろと洋服の楽しみ方はあります。ファッションは、自由に楽しみましょう!

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