2018年春夏のファッショントレンドについて、数回に分けて記載してきました。
今回は10回目でラストです。今回は「ラバーゴム素材とシャカシャカパラシュート素材」をテーマにしました。
ファッションにおけるラバー素材というと、hunterのレインブーツなどを思い出します。
ラバーはゴムですので、撥水性、水を通さないその性質を生かしたレインウエア、レイングッズで活躍する素材ですのでなかなか衣類のアイテムとして、ラバーは取り入れにくい素材ですが、来春のコレクションでは、このラバー素材を洋服として取り入れているメゾンがありました。
カルバン・クラインでは、ペンシルドレスを提案していましたし、バレンシアガでは、ラバー素材を使用した厚底のシューズを出展していました。いつものレイングッズとは異なって、モード感のあるアイテムとして登場しそうです。
末来を感じさせる高機能素材風のシャカシャカした風を通さない、パラシュート素材も、いくつかのメゾンで取り入れられていました。素材自体はスポーティな印象ですが、ワンピースドレスに起用されたりと、エレガントなアイテムに使われているのが、2018年春夏の特徴です。
ラバー素材やパラシュート素材などを、防水やスポーツ向けなどといった、いままでの概念を外して取り入れていくと、よりファッションは楽しくなるのかもしれません。