今日は、サルバトーレ フェラガモのショップを見てきました。イタリアの靴職人としても地位を確立しているフェラガモですが、お洋服もステキです。
今期のコレクションでは、はっとするような明るいポップな陽気な色使いが目に飛び込んでくる感じでしたが、店頭では冬支度で、シックな内容に変化していました。
◇ダウンコート
今期の大注目のダウンコート。フェラガモのダウンコートはとにかく薄くて軽かったです。ふくらみすぎないで、暖かく、ウエストのラインもきれいに出る計算されたシルエットです。驚いたのは、ダウンのステッチが横方向に3センチほどの幅で細かく入っているのですが、その生地は2種類の生地が交互に縫い合わされて使われていて、光に当たった時の光沢の感じが異なって見えます。とても、こだわっています。
他の型のダウンコートは、3センチほどの幅のステッチごとに良く見ると、生地の色味に濃淡のグラデーションが施されていて、それを一枚一枚、縫い合わせたものをコートの生地として使っていました。手がかかっています。また、衿元にはファーのマフラーがついているのですが、今年のダウンに付けたのはミンクのファーで、よりグレードアップしています。
◇ニットのワンピース
ディスプレイされていた、黒のシンプルなニットワンピースがとても素敵でした。無地でまとまっているのですが、ウエストから下で3回切り替えていていました。切り替えごとに幅の異なるプリーツが施されていて、エレガントです。
◇色
冬になり、差し色は薄い水色淡いピンク、そしてイエローです。グレーには水色とピンクを、薄いキャメルにイエローを合わせていました。
秋口には花柄や千鳥格子も見られていましたが、冬に移り、ジャケットやパンツで見られるストライプが新鮮でした。ジャケットとセットできるパンツはワイドのシルエットが美しくて、脇に入った一本のストライプが特徴的で、マニッシュなイメージです。