4月中旬のアパレルショップの店頭をレポートしています。今回は、20代向けカジュアルブランドの打出しをレポートします。
20代向けブランドでも、ギンガムチェックの柄がとても目立ってきました。レイビームス、アダムエロペなどで、トップス、スカートに用いられます。
柄、モチーフでいうと、さくらんぼ、パイナップルなどのフルーツ柄もちらほらと見られてます。ポップなテイストで描かれたプリントものが印象的です。
グレースコンチネンタルでは中柄のドットのワンピースを出していて、ドット柄もまた、世代にまたがって広がっています。
白地に黒ドットが多いのですが、シーズンを通して、色変化をしてバリエーションが増えそうな予感です。
またイレギュラーヘムもデザインディティールとして、キーワードになっています。ワンピース、スカートの裾は、前と後ろで長さの違うデザインが増えています。前が短く後ろが長い、前後のアシメトリーが多いですが、左右の丈の長さの異なるアシメトリーも見られます。自由なデザインが謳歌されてファッションは楽しいですね。
また、3月までは売りのメインアイテムだったスプリングコートはすっかりと露出が減りました。これに変わってライダースジャケット、MAー1風のブルゾンがぐっと増えています。
羽織りものの丈が気温の変化に合わせて変わってきているということです。
東京では急に20度を大きく超える日が続いてきて、季節が少し早く進んでいるように感じます。店頭の展開スケジュールも少し前倒しで進んでいるようです。