10月初め レディースファッション市場 20代カジュアル

2016.10.04 (火)

10月に入りました。少しずつ冬素材が店頭を占める割合が増えてきました。コットンのセーターはウールやアクリルへと変化しています。
20代向けのブランドでは、とにかくどこのブランドでも「ロングカーディガン」「コーディガン」が出ていました。OZOCではロングカーディガンに白カットソーを入れて、細身のデニムパンツを合わせていました。SHELTERではロングカーディガンの型バリエーションが豊富で、フード付きのもの、ヘチマ衿のものなどをダメージデニムと合わせて提案していました。ナチュラルビューティーベーシックではコーディガンにセーター+ジャガード素材のミニ丈タイトスカートを合わせていました。ボトムにはこのところガウチョ系のパンツ・スカートがトレンドで、ミディ丈からロング丈が多く見られていました。タイトミニスカートで合わせるスタイリングは今年らしい新しい見せ方で、新鮮です。

この他に今年のトレンドとして出ていたのは、マルチボーダー(多配色のボーダー)のニットです。ozocではセーターやワンピースで、ローリーズファームやムルーアではセーターでマルチボーダーが出ていました。2色での配色のボーダーはベーシックとしていつも出ていますが、3色以上の色を使ったボーダーは、すこしクラシカルな印象になります。ローリーズファームではデニムのジャンバースカートと、ムルーアではデニムのミニスカートと合わせてディスプレイされていました。今年らしい提案です。

雑貨では、ジルスチュワートで、大き目のリボンがモチーフのバッグが出たのが印象的でした。また、世代やテイストを問わず、全般的に大判のスカーフ、ストールが多くなってきました。冬のコートを羽織る前から楽しめる、便利アイテムですので、お気に入りのストールを探してみてください。

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