梅雨の時期がもうそろそろやってきます。
雨は、恵みの雨ともなり、そんなに嫌いではないのですが、毎日続くことで、湿気が多くなりじめっと重い空気になりますね。これがたまにキズですね。
一方でアジサイがきれいに咲く時期でもあります。昔住んでいたところの近所に神社があって、アジサイがきれいに咲くので有名でした。東京に出てきたばかりで馴染みのある街が少なかった私には、梅雨時期のアジサイでいっぱいの光景がほっとできるものでした。その後移り住んだ場所では、近所に一区域空き地があり、手入れなく草木が生い茂っていて、鳥のさえずりも美しく私は「都会のジャングル」と呼んで楽しんでいました。この一角にアジサイが咲いていて、ときどき帰り道に一本摘んで、家で飾っていました。
露にぬれる紫陽花の花は、控えめな佇まいが素朴で美しいですね。漢字で書くとアジサイは「紫陽花」、紫の花です。目にするアジサイは青もあればピンクもあります。どちらも紫ベースの色です。
土が酸性ならば青色の花になり、アルカリ性ならば赤色に寄っていくそうです。紫陽花はもともと赤っぽいピンク色のようですが、雨の影響によって酸性化し、青みを帯びたものになるそうです。ちなみに、青みに寄った色でも赤に寄った色でも、紫陽花にみられる花の色は、パーソナルカラーでは夏(サマー)の色調です。淡く上品な色で、ブルーベースのお肌がぱっと明るくなり美しく映える色です。(パーソナルカラー診断はこちら)
私はベランダで家庭菜園を楽しんでいるのですが、種や苗を植える前に土の状態を整えるために、栄養分の肥料とともに石灰を混ぜておきます。石灰はアルカリ性の土にしてくれます。農家出身の父の助言により、これは守っています。効果があるのかは不明ですが、観葉植物の植え替え時にも石灰を土に混ぜています。
いつかゆっくりと庭しごとを楽しむようになれたら、紫陽花をたくさん育ててみたいと思います。サマー(夏)の色調の青から赤までのグラデーションで並べられたら素敵かも!など妄想も膨らみます。
アジサイのおかげで夏前の梅雨時期も楽しく過ごせそうです。