気温はまだ低いけれど、日差しが長く暖かく感じられるようになってきました。
冬から春への季節の切り替えの時期には、何を着たらいいのか迷うかもしれません。夏から秋へ、そして冬へとどんどん着こんでいく季節も同様ですが、植物の芽が出て成長していく春は、新しい命が生まれる、新しい季節であることを感じずにはいられません。
黒いロングのウールコートは、朝晩の寒さから身を守ってくれますので、なかなか手放しにくいアイテムです。クリーニングに出した後にいつも寒い日が訪れることになります。
春への移行期においては、まだまだコートは手放せないのですが、黒のままでは季節に取り残された、野暮ったさを感じてしまいます。
ですので、この時期には、選ぶコートの色や素材を気にしてみましょう。
この真冬対応のコートを、黒っぽい色から白っぽい色目のコートにチェンジしてみる。
中綿入りのブルゾンへチェンジしてみる。
そして、ストールやマフラー、スヌードなどのお顔周りの服飾雑貨類を、ニットものから織物へ変えてみる。薄手のカシミヤのストールは、大判のものを一枚持っていると、冬からの脱却の場面のみならず、いろんな場面で利用できて便利です。新幹線などの移動時や、映画館、食事の際、会合の時など、自分で温度調整出来ない場面が多々ありますが、そんなときにバッグに入れて持ち歩いていると、心強いです。また、春対策としては、色目をパステルカラーに代表されるようなペールトーンを選んでみると季節感ががらりと変わって良いと思います。
足首が出ると体温を奪うので、寒さの残るこの時期の足もとのアイテムも、防寒と春ファッションのバランスにも気を付けたいのですが、ブーツはまだまだファッションとしても、OKだと思います。ロングは減らして、ハイカット位の長さ(くるぶしが隠れるくらいの)ですと着用時期は長いと思います。
女性は、美容と健康のために、冷やしてはいけないと思います。
ファッションと上手にバランスを取っていきたいですね。