現在の日本人女性の平均身長は157.9センチだそうです。
食生活や生活スタイルが変化しているのに伴って、この平均身長ももっと高くなっているイメージでした。モデルのように身が高い人が目立っているので以外に、平均身長はあまり伸びていないんだと感じました。さて、この157.9センチという値を中心にして、大きい方もいれば同じだけ小さな方もいます。150センチほどの身長の方は多いのです。
もともと今よりも日本人が小柄だった時代には、着ていたものは和服でした。柄合わせという部分は抜きにして、和服は身長の低い方にとって、バランスがとりにくいなどのストレスなく着ていただけるアイテムだと思います。
これに対して洋服は、和服よりもずっと後になって欧米から入ってきた文化です。平均身長が日本人よりも高い国々での文化ですので、小柄な方にとっては、バランスが取りにくいという場面が起こることがあるのでしょう。
身長の低い方の着こなしのコツとしては、縦に長くみせる部分を作ることです。例えば、
・冬スタイルでは、ブーツとタイツの色を同系色にすることでつま先まで縦のラインを作る。
・初夏スタイルでは、フルレングスのパンツよりもクロップトパンツを選び、足首から甲にかけての肌の色を長く見せる。
縦に長いパーツが洋服の組み合わせによって、スタイリングのどこかに作れると、バランスがとれて大人っぽく見せることができます。
最近、小柄な方からへのカウンセリングが続きましたので、皆様の参考になればと思います。