ハイウエストが似合う人、似合わない人

2018.08.03 (金)

今どきのファッションとして定着しているのが、ウエストラインを「ハイウエスト」で設定したボトムを使ったスタイリングです。それに合わせてトップスも丈を感じさせないように、短めに切ったものが多く見られます。または、トップスの裾をボトムのウエストの中に入れ込むことで、ハイウエストを際立たせるスタイリングの提案が主流です。もう、何シーズンもこのバランスを各ブランドが提案していて、すっかり定着したようです。

私の姉はそれほど服に興味がないのですが、彼女の体型を活かすスタイルとして、ハイウエストのボトム、もしくはトップスのボトムインはぴったりと合うものでしたので、ことあるごとに勧めていました。
なにかファッショントレンドの乗る、ということに抵抗があったようで、彼女はなかなか取り入れてくれなかったのですが、今年になってからやっと試してみたそうです。そうしたところ「なんかあか抜けた!」「今日素敵ですね!」と職場で褒められたそうです。それからの彼女はトップスとボトムのバランスに気を付けるようになっています。

さて、旬のボトムの股上を深くとったハイウエストを強調したスタイリングですが、これが全員の女性に似合うものではありません。なんか詰まって見えるな、など違和感を感じる方も多くいるはずです。
体型のタイプによって、ウエストのバランスを取るべき位置が変わります。今のトレンドのハイウエストスタイルは、重心バランスが下に寄った「ウェーブタイプ」の方にはぴったりです。しかし「ストレートタイプ」「ナチュラルタイプ」の方にはなんだか表現できないようなバランスの悪さを感じてしまいます。体型の特徴に合っていないのです。

先日のお客様は、ハイウエストのパンツに胸下で切り替えを入れたブラウスの裾をパンツのウエストの中に入れ込み、サッシュベルトをしていました。今どきの旬スタイルです。とてもかわいい組み合わせでした。しかし、違和感がありました。骨格スタイル診断をしてみると、その方は「ストレートタイプ」の方でした。違和感は仕方なかったのです。

試しに、サッシュベルトを外してもらい、トップスの裾をパンツの上に出してもらいました。そうすると、とっても素敵なバランスがとれた着こなしになり、すらっとした体型が際立ってきました。ウエストの位置ひとつで、印象はだいぶ変わるのです。

トレンドはファッションを楽しむ大事な要素です。でも取り入れるときは、ご自分に似合うように、ご自分の体型が活きるようにセットしてあげましょう。

あなたのウエストはどの位置でバランスがとれますか?
 

骨格スタイル診断の詳細は、こちらからどうぞ。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: ハイウエストが似合う人、似合わない人

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP