もうすぐ9月。本格的な秋シーズンへ突入します。気温が8月いっぱい高くて、暑さが残っていますが、空には厚みがあって、漫画みたいにもりもりとした入道雲が浮かんでいます。やっぱり季節は進んでいます。すでに秋の空に変わっています。
今のショップで展開している秋物をチェックしてきました。
まずは、キャリア世代に人気のセレクトショップ、ユナイテッドアローズ。ここで見た秋新作は大きく3つありました。
1 色目:色は茶、ベージュ、カーキ。茶を中心とした色展開は、キャリア世代以外にもギャル系ブランドまで広く提案されています。
2 素材:コーデュロイ。すこしレトロっぽい畝のきいた素材です。コーデュロイのジャンバースカートが新鮮でした。
3 アイテム:サファリテイストのブラウス。これは新鮮でした。光沢があり、とろみのある素材でつるっとさらっとした肌触りの薄手の生地で、作っているブラウス。開襟で、着丈が腰骨までくる長さ、左右に大き目のポケット、で共生地のベルトでウエストマークしたもの。素材感は夏の暑さに対応していて、色目が深いグリーンでした。かっこいい、目を惹くアイテムです。
他のショップでも共通して見られたトレンドのポイントがありました。
・つなぎ風のボトム
N(ナチュラルビューティ)ではジャンバースカート(ストラップが左右アンシンメトリー)。ユナイテッドアローズではデニムのオーバーオールが提案されていました。
・ボウタイブラウス
クラシックの流れが2019年からきています。ボウタイブラウスは2020年春夏のトレンドに出てきていましたが、1シーズンまるまる飛んでしまって、日の目をみることがなかったからなのか、2020年の秋冬に再提案されています。
・革ジャケット
パリコレクションでも多くのブランドが提案していたのがレザーアイテムでした。レザー(フェイクも含めて)のブルゾンがいくつかのブランドで提案されていました。季節が深まるにつれて、もっと増えてきそうです。
秋のファッションも充実してきました。今期も楽しみですね。