音楽と数学と

2020.08.28 (金)

これは、完全な雑談です。

ギターを弾く方はご存じだろうと思いますが、弦の長さの半分のところで押さえて弾いてみると、弦を押さえないで弾いたもとの音に対して、1オクターブ高い音がでます。
ギターでは12フレッドの場所が、「弦の真ん中」2等分された場所になります。12フレッドを押さえて弾くとその音は、弦と同じ音(高いけど)を出すことができると知っておくと、演奏する側としては、便利です。覚えやすいから、音の場所の目印にしていました。
 
ギターの先生の話では、貼った弦の中心で押さえるとオクターブ上の音になることを発見したのは、ピタゴラスだそうです。ピタゴラスは他にも、弦の中を等分することで音を探っていきます。
・弦の3分の2の場所で押さえて弾いてみると元の音の5度上(完全5度)の音になります。ギターでは7フレッドが3分の2の場所。もともと開放弦の音(どこも押さえないで弾くと出る音)がレの弦の7フレッド目を押さえて弾くとラになる。
・弦の4分の1を場所を押さえて弾くと(ギターでは5フレッド)、開放弦の音に対して完全4度の音が出ます。もともとがレの弦ならソの音です。
こんなふうに、弦の中の数字で、ピタゴラスはドレミファソラシドの音階を導いていたという話。
 
へー、と感心させられましたが、やはり思うに音階は数学です。私としては納得。
ただ、ピタゴラスは紀元前にすでにこんなことを考えていたのかということには驚かされます。軌道上にある7つの惑星がそれぞれの音階を発信しているとも、すべての原子は数に分解される、みたいなこともピタゴラスは言ったとか言わないとか。紀元前の時代に、現代に生きる凡人の発想を超えていますよね。
 
脱線するのですが、占い師が一般の人を占っていくテレビ番組をちらっとみたときに、携帯電話番号で占うというものがあって、携帯番号って選べたっけ?その偶然で人生占うのってホントかな、と思っていたのです。よくわからないけれど、ピタゴラスが示しているように、数字にはとても意味があるのではないかともちらっと感じました。よくわからないなりに。
 
閑話休題。
ピタゴラスがいうには、完全5度の音が調和するけれど、完全3度は不調和なのだそう。そうするとドミソの和音が不協和音ということになってしまいます。ちょっとしっくりこないこともあるのですが、まあ、こういうぼんやりとした疑問は残しておきつつ、もっとギターを練習しようと思いました。

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