色は、それ単体でどんな色かを認識することは難しいそうです。周りとの比較で、捉えていくということです。
目の錯覚、ということで済ませられない! 自分の目を疑うような、色の認識の違いに、改めてドキッとした画像をご紹介します。
ルービックキューブの画像です。色が散らばっているのがわかります。光の当たっている上の面と影になっている正面には、どちらも真ん中の四角が茶色が入っています。
皆さんにはどんな色に見えていますか? 上を向いて光が当たっている面の中央の茶色は、ちょっと濃い茶色ではありませんか? では正面のこちらを向いている影になった面の中央はどうでしょう。ミルクキャラメルのようなあかるいキャメル色に見えませんか?
次の画像をみてください。周りの色を省いたものです。
2つの茶色は、同じ色です。それが、周囲の色に影響を受けて暗く見えたり、明るく見えたりします。これはファッションというよりも、内装・インテリアにおいて気を付けたい点です。ほかに使う色との相性があるので、おもったよりも明度を上げる、彩度を変えて調整する必要があります。
効果的に色を使うにも、工夫が必要です。色は奥が深いですね。