ラテマネーへの使い道を、自分のために活かす

2017.05.31 (水)

さて、ラテマネーを前回のコラムで運用してみました。複利で運用した金額は、想像していたよりも大きい額ではありませんでしたか?

これは、昔聞いたある方の、ラテマネー削除作戦です。2年間徹底して、無駄(無駄と思われるもの)をそぎ落としていくことを実践されたそうです。その行動の先には、強い未来への理想、こうなりたい姿、が明確にあったので、辛い、またはひもじい思いをするではなく、むしろゲームのように楽しめたそうです。
教えてもらった実践した行動を挙げてみます。
まず、家賃削減のために、家賃共益費込みで85000円の部屋から引っ越し。都心のシェアルーム電気代、ネット代、共益費込み60000円へ。
都心に住んだおかげで、新宿、渋谷などへは自転車でらくらく移動出来て、交通費がほぼゼロへ大きく縮小。また、あまり行けていなかったスポーツジムは解約。代わりに毎日30分の自転車通勤に変更して運動不足も解消。会社には毎日お弁当持参。コンビニで絶対買い物はしないと決めて、ドリンクは水筒を持参するように。さらに、疲れるとよく行っていたアロママッサージや毎月やっていたヘッドスパも一旦禁止して、行くのはご褒美の時だけに決めました。
このように生活を変更した結果、食費・家賃光熱費・交通費等の削減で、月に約5万円の余剰金ができたそうです。
そして、この浮いたお金5万円は、毎月の投資・運用に回していったそうです。
今現在は、投資運用益で生活をするようになったそうです。会社は辞めて、自分の投資事業に専念し自由に時間を使っています。
お金がつくれない方は、なにか切り詰めたり、今ある生活からなにかを崩すことを嫌がります。
一生のうちたった2年でも、徹底してやると決めて、出来るところからラテマネーを削減することで自分の人生の方向が変わってくると、その方は言っています。
自分の大切なこと、やめると自分の存在価値がなくなるような大切な趣味などは、辞める必要はありません。それ以外に、無駄な買い物はたくさんありますので。
さて、月に5万円を、年複利で25年間運用した試算をしてみました。
5%で運用すると、2500万円を超え、10%で運用すると、4500万円を超えます。
もちろん実際の投資は、利回りは変動しますし、あくまでもシュミレーションです。ただ、どこかで自分の毎日のついつい使ってしまう支出の元は、本当に必要なものばかりでもないかもしれません。
一度、「それはラテマネーかも?」と買う前に意識を向けてみてはいかがでしょうか?

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