3月のキャリア世代のショップの打ち出しをレポートしています。前回はスカーフがこの春の必須アイテムであることを記載しました。今回は、ドット、ボウタイ、セレモニースタイルについてレポートします。
◇ドット
世界の有名デザイナーたちのコレクションでは、ドットが注目されていました。なかでも少しモチーフが大きめのポルカドットが新鮮でした。2月には、ドットの提案があまり見られていなかった日本のアパレル市場でしたが、3月に入って、キャリア世代向けのブランドの中で、ドットが目立ってきました。23区では、小さめドットのブラウス、スカート、ワンピースなどが、ナチュラルビューティーベーシックではポルカドットのブラウスとスカートがディスプレイされていました。春らしく軽快な印象で、すごく素敵です。
◇ボウタイブラウス
この春夏のトレンドの軸になっているのが「クラシカル」というキーワードです。昨年の秋から中世ヨーロッパの貴族を思わせるドレスやフリルなどが取り入れられていましたが、今年からが本格的なクラシックブームになるのかもしれません。クラシック、がどのようにファッションに取り入れられていたかというと、「ボウタイ」というディティールです。アンタイトル、23区で、ジャケットのインナーにボウタイブラウスが提案されていて、シックでありつつ女性らしい優雅な印象です。
◇セレモニースタイルの提案
3月4月と続く入卒対応のセレモニースタイルのニーズがピークになる頃です。ブランドでの提案がされていますが、今年は感染症問題で父兄の出席も無しとなる学校も多いようで、例年のようには盛り上がらないかもしれませんね。ツイードジャケット+ボウタイブラウス+パンツあるいはプリーツスカートのスタイリング提案が多いようです。シンプルなブラウスには長めのパール2連ネックレスを加えて、華やかさを出しています。