2018年春夏のファッショントレンドについて数回に分けて記載しています。今回はウエストマークの進化について。
この数年に渡って、ウエストをマークするということがトレンドになっていました。
具体的には2016年の秋冬からベルトをウエストに回して、ウエスト位置にしっかりとポイントを置くようなスタイルが出てきて、これによってサッシュベルトが大流行しました。
サッシュベルトは、2017年に入ってバリエーションが増えていき、2017年の秋冬においてはコルセットなどのアイテムにまで進化してきました。
このように、ベルトなりコルセットなりのアイテムを加えて、ウエストにポイントを置くスタイルの流行は、来春になってより進化していきます。
次の春シーズンはウエストは引き続きマークするのですが、そのウエストのポイントを作り方が変わっていきます。
素材で勝負する。シャーリングでウエストを絞るという方向に変化しているようです。これは、伸縮性のある素材を用いて、柔らかなストレッチ性を活かしてウエストをシェイプさせるようなウエストマークの方法を、多くのメゾンが提案しています。柔らかい絞り方で、女性らしいウエストラインを出しています。