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2017年秋シーズンも本格スタートしました。
秋口に多くのショップで打ち出していたアイテムの一つが「プリーツスカート」です。細目のひだを作った丈が春夏シーズンよりも長めになって進化したロングプリーツスカートが、旬アイテムです。
 
さて、秋ファッションで注目のプリーツですが、プリーツって、どうやってつくられているのでしょうか。また、プリーツって取れないのでしょうか？今回はプリーツについて記載します。
プリーツで使用されている素材は、ポリエステルやナイロンが多いと思います。ポリエステルもナイロンも、どちらも共通して持っている性質の中に、「熱可塑性」があります。この熱可塑性（ねつかそせい）は、熱によるセット力のことです。140度以上の高温で溶けてそこで固められた形のまま冷やすとそのままセットされます。
ですので、通常私たちが暮らしている温度の中では、理論上プリーツは取れることはない、と言えます。
この性質から、プリーツに高温アイロンをかけてしまうと、せっかくセットされた形が崩れる可能性がありますので、お手入れは取扱い表示に沿った方法でしてください。
 
プリーツはスカートのほかに、今季の注目キーワードである「ビクトリアン朝」のクラシカルなモチーフとしていろいろ使われています。例えば、首にプリーツでゴージャスにデザインしたブラウスなど、プリーツで魅せるアイテムが増えて出てきます。
プリーツモチーフを取り入れたアイテムをおしゃれに取り入れていきたいですね。