私は個人事業を営んでいるので、今から履歴書を出す機会もなくなったこともあって知らなかったのですが、今の証明写真には、背景が白やグレー、水色(これらの色は見たことがある)だけではなく、グリーンやピンクやオレンジなども選択できるようになっているんですね。
「第一印象を決める」証明写真ですが、背景の色を選ぶことが出来るのであれば、それは活用しない手はありませんよね。顔周りにある背景の色が、自分の持っている肌や瞳の色に調和していると、色の効果が発揮されて、健康そうな顔色になり、快活そうに感じられ、輪郭がはっきりとして目の下のくすみも薄くなり、瞳がはっきりと見えるようになります。
一方で、背景の色が調和しないときは、顔全体がくすみます。小鼻から口元にかけて影が強く出ることがあるので老けて見られるかもしれません。
せっかくの証明写真です。面接の場面においても、印象は大切ですが、そこにたどり着くはじめの一歩として重要な写真では、自分の顔色に映える色を背景にした方が良いですよね。
もちろん、着用している服もそうです。ただしリクルート活動でいえば、スーツは黒が多く使われているようで、ここを変えることは難しそうです。ジャケットの中に着るシャツ、ブラウスは「白」がメインで合わせるのだと思いますが、ここは印象を変える色を選ぶことが出来そうです。白のシャツ・ブラウスも純白もあれば生成りのように温かみのある白もあります。白の中でも自分にとって似合う白を選んでおくと良いと思います。
似合うか似合わないかはその人の持っているパーソナルカラーによります。イエローベースなのかブルーベースなのか、だけでも知っているとそれは証明写真やスーツの中のシャツ・ブラウスの色に活かしていくことができます。
背景においては、イエローベースなら空色の水色、オレンジなどで印象が良くなると思います。ブルーベースであれば、白、グレイ、ピンクなどで調和します。
白のインナーでは、イエローベースの方は、温かみのある生成り、ベージュによった白を、ブルーベースの方は、純白、堅いソリッドな印象を受ける白が良いでしょう。
すべては、努力がベースの実力あってのことですが、タイミングも運も、そして「色」も味方につけて進んでいけると良いなと思います。