色の効果 7 紫色

2017.05.23 (火)

色には、力があって、人に対してさまざまな影響を与えています。色彩には意味があって、その効果、効能が違います。この色の持つ力は、古代エジプトには医療で利用されていました。現代では、心理療法にも利用されています。

色それぞれの持つ意味あいや効果について、順番にお伝えしています。今回は7つ目で、「紫」についてお話しします。
紫色は聖職者の衣の色で、高貴、荘厳の色と言われています。

人間の成長していく過程で、「個として自分の力で立つ」「人との関わりを持つ」「他を許容する、自己容認をする」「他人と調和する、愛を渡し受け取る」ことを経て、「他人とのコミュニケーション」「ひらめき、直観力で正しい判断」を経て、精神性に関わるステージに入っていきます。

「クリエイティブな感性」「精神性」「芸術性」などのキーワードは紫色の象徴です。紫色を選ぶとき、または好きな人は、精神性が高い、癒し、奉仕ができる人です。高僧が身に着ける袈裟の色やローマ法王のローブにも紫色が使われていて、精神的に権威のある人、カリスマ性のある人が身に着ける色で、奉仕の心の意味があります。
紫色は、赤と青が混ざりできた色です。
このため、赤の情熱的な感情と青の持つ冷静な感情の両方を持ちあわせています。複雑であり、バランスがとれている、二面性があるという神秘的な色と言えます。
また、身体の中では頭頂部を意味していて、もっとも天に近い部分です。これは宇宙のパワーを取り入れる場所で、宇宙とつながっていると感じることを受け入れます。哲学的な思考やスピリチュアルな思考に興味がある人も多いのではないでしょうか。
赤と青が混ざりできた紫は、その持ちあわせた二面性から、自分の中でバランスをとろうとする力で自己治癒力を表している色ですので、
セラピストやヒーリングを職業としている人も、紫色を選ぶことが多いでしょう。

また、そのバランスをとることが難しくなると、他人のことを自分と関係ないと感じたり、引きこもったりと、現実逃避に走ることもあるかもしれません。人は高貴な理想、精神論だけでは生きることはできません。もしかして、紫が気になるときは、心のバランスを失っているときかもしれません。その時は、紫色のパワーを借りましょう。
・アメジストを身に着ける
・ブロッコリー、ブラックベリーなどを食べる。
・紫色をファッションに取り入れる。
宇宙とつながっていることを感じるようになり、創造力を高めてくれることでしょう。

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