立冬を過ぎて、これからは冬へと進んでいきますね。
最低気温が都心でも10度を割るようになりました。日が暮れる時間も早くなったなと思います。
冬至で昼夜の時間が同じになってそれから、反転して日が長くなっていくのが「希望」「陽」なら、今は「陰」へと向かっていく時期です。毎年この時期が一番寂しいのではないかと思っていました。
でも、暗く寒さが増していく外じゃなくて家の中に気持ちが向かう時期と思うと、これもまたいい季節です。
立冬だ!と思い立って、服の一部を見直しました。この日は長袖カットソーだけ。8枚処分することにしました。
これからも使いたいものを判断して、残りを処分します。
大人になるにつれて、好みも変わります。これは着ないな、というものは残すものから外れます。今回は、好み以上にサイズが変わったことで、小さくて着れないものも見つかりました。気に入っていても、入らないなら処分します。
似合わない色も処分します。トップスは顔に近いところにあるので、顔色や印象に影響を与えます。好きな色でも使わない服となっていましたので処分します。今日以降、を考えれば、自分がステキな気分になってステキに見える服を着たいですよね。
最近、こんまりさんがTVに出ているのを見たばかりなので、いっそう気持ちのブレが減りました。こんまりさん曰く「ときめく」服はどれなのか、という基準で残す服をえらぶ。基本は全部捨てるというスタンスだそうです。
私はアパレル社員だったこともあって、おそらく人よりも服を持っています。こんまりさんの提唱するほど思い切れてはいないのですが、似合わない服は手放そうと思います。
8枚のカットソーは人に譲れるような状態ではないので、感謝して処分します。素材によりますが、捨てるのではなくてハサミで袖、身頃と分解してお掃除の雑巾として再利用しています。
関係ないけど、私が思うに、掃除で面倒なのは汚れを落とすことではなくて、使って汚れた雑巾を洗い直すことなのです。だから、ダイナミックな汚れを落とした雑巾は、使い捨てています。服以外でも、新しいものと交換してお払い箱となったタオルやシーツも、切り刻んで掃除用にストックしています。
そんなわけで、いままで私を包んで飾ってくれたカットソーは、今年の自宅と実家の大掃除で、家をキレイにする布として活躍してくれるでしょう。私のカットソーはさいごまで無駄なく活躍してくれます。