冬はニットを楽しもう 今年のニットは編地変化がポイント

2020.11.12 (木)

今年は視覚的にも温かみを感じるざっくりニットが主流です。

ギャル世代から30代までをターゲットとしたブランドでは、縄編みやガーター、片畦や両畦編みのように凹凸がある、ふくらみのある編地でのセーターが出ています。編地変化をデザインにしたニットが広い世代に提案されています。今年の冬は寒くなるという予報ですので、寒い日にボリュームのあるニットを着て、部屋で暖かく過ごすシーンが想像できますね。
 


片畦編み
knit magazineさんより。
 

キャリア世代以上の大人向けのブランドでは、キレイ目で上品なニットも健在です。同じ編地をつかったツインニット(セーターとカーディガンのセット)が久々に脚光を浴びています。カーディガンはお尻が隠れるほどの丈で提案しているものもあり、このあたりに今年らしさを感じます。

今年、気になっているのがダブルフェイスのカーディガンです。カーディガンというかコートというか。数年前にはコーディガンと言われたアイテムですが、結構目に入ってきました。ダブルフェイスで裏表で色を変えて配色を楽しむ仕様が目立ちます。
衿元はノーカラーもテーラードカラーもありましたが、前身ごろの見返しに違う色の編地が見える作りです。表の編地がキャメルでちらっとみえる内側の編地が水色、など大人の品格が感じられて、コートほど仰々しくなく、さらっと着こなせる女性はかっこいいなと思います。
 
冬の店頭は、どの世代でも全体的に色は明るめです。言い換えると黒や茶のようなずっしりとした色、明度の低い色が幅をきかせていない。今年の冬ファッション市場の特徴です。ボトムもオフホワイトやキャメル、グレーといった明度の高い打ち出しが多いようでした。
 

まだまだ感染症が残りつつも、それでも今の環境で楽しむことはできます。外へも出かけていく機会には、やっぱりお気に入りのお洋服を選びたいですよね。
一枚のニットで、案外人は幸せを感じることができます。この冬の一枚を、ぜひ探してみてくださいね。

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