フリマアプリで経済構造が変わっている今、の面白さ

2019.11.18 (月)

今日は、みなさんに身近なテーマ「フリマアプリ」を取り上げて経済について考えてみます。

フリマアプリがたくさん出ています。利用しているひとも多いと思います。私自身も、メルカリを利用しています。自分の使っていたものを販売して、貯まったポイントを利用して本を購入して、読み終わった後にまた出品して売却する、といった使い方をしています。
一番多いのは、衣類です。年齢ともに似合わなくなる服は、どれだけ気に入っていようと、もう外に着ていくことはありません。いままでなら捨てていたのですが、フリマアプリが普及してからは、他の人のもとでまた活躍して欲しい気持ちで出品するようになりました。
 
副業が取り上げられて、働き方改革、副業が認められるように、私たちをとりまく「稼ぎ方」「働き方」にまつわる環境が少しずつ変化しています。
働くことには、稼ぐということだけではなく、生きがいや目標、達成感、努力、信頼の大切さなどを学ぶことができるので意義のあることです。人間にとって、とても大事なことであると私も考えています。
もうひとつ、社会と関わることも大事です。
「家にあるものを売る」という行為は、働いてはいません。しかし、これだけでも十分な経済循環が発生します。システムを利用して、出品してそれが売れて対価が入ってくる。働きに出なくとも、社会と貨幣を介した取引に参加することが可能です。
これは、本当にとても大事です。外に働きに出ていない主婦が、売買に参加し、取引によって貨幣を得るということが普通に簡単にできるようになったのが、とても良いと思っています。
能力と体力と時間をささげて働くことだけでなく、これこそが働き方(収入を稼ぐ方法)のバリエーションが広がるということではないかと思います。
この数年で日本の経済を大きく変えた新しい循環システムです。
老若男女問わず、体力の必要ないし、そして、社会の経済循環に誰もが参加できる、ひとつのツールとして素晴らしい価値があると思います。とてもいいシステムが日本に広がったなと感じます。

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