2017年秋ファッションは、今シーズンならではの新しいトレンドキーワードを持って実需期に突入しています。今回は、目立っている「柄・モチーフ」について記載します。
レディースファッション市場では、大きめのモチーフで、レトロっぽさを感じる柄が目立っています。
まずは、花柄です。色目はボルドー、モスグリーン、紺などの地の色で、全体的に秋っぽくした上に、
赤などの華やかな色合いを混ぜた花やボタニカル（植物）柄が、なんともシックでクラシカルな配色です。少し古めかしい可愛らしさを感じる、そんなプリントが多く見られます。
プリントされたものだけではなく、花の刺繍をしたニットなども多く見かけます。刺繍にすると、レトロな感じが増して、今年らしい可愛さが出てきますね。
ブラウス、スカート、ワンピースなど、多くのアイテムに使われているので、ご自分の使いやすい分量のアイテムを選んで、柄を取り入れるといいですね。大柄に抵抗があったり、気恥ずかしくなるというときは、スカーフなど小さなアイテムで取り入れてみて下さい。ぐっと今年らしいスタイルになります。
また、大きめモチーフスケールは、チェックも外すことができない、大本命の柄です。
伝統的なブリティッシュを感じるチェックが、今年選びたいモチーフです。なんといっても大注目の「グレンチェック」が、一押しの柄です。
その派生でハウンドトゥースチェック（千鳥格子）も多く出展されています。正統派英国風をファッションに入れてみて下さい。
