先日、事業に係るテーマのとあるセミナーに参加しました。
たくさんの、勉強になる話を聞いて、久しぶりに本当に楽しいセミナーに当たったなと思えた内容でした。
その中で、本筋とは脱線したところなのですが、気の持ちようで、同じ現象でも見えてくるものが違うという話がありました。
目の前のコップに半分の水が入っている状態。
これを「水が半分しかない」と感じるか、「水はまだ半分もある」と感じるのかで発想も大きく変わってくるとのことでした。「気の持ちよう」という魔法をかけて、見方を変えていくと突破口が開けるのだと。
このコップのたとえ話は前にも聞いたことがあって、新しいものではなかったのですが、今になって心に刺さりました。
「あれもない、これも足りない」ではなくて、「こんなにある」。
何かを始めようとするときには、反対の意見が目の前に現れます。壁を感じて萎縮するかもしれません。でも、「気の持ちよう」の魔法を使ってみると、こうなります。
「反対ばかりされて逆風が吹いているのではなく、一割もの人に賛同してもらった」。
半分の水のコップ。
ハーフ フルなのか、
ハーフ エンプティなのか。
足りていることを見ることが大切だと、心にしみじみと沁み入った言葉でした。
この話に限らないのですが、同じものを見ても聞いても、感じ方は人それぞれです。いま、その時に響く人と響かない人がいるのは、その人のコンディションによるのでしょう。それを踏まえて、今響く人に届くと良いと思っています。