小池百合子さんに学ぶ、大人のファッション

2017.12.02 (土)

小池さんのファッションが注目されて、一方で他の女性議員のファッションはそれほど話題に上らないのには理由があります。
その理由は、他の方のファッションに、対して憧れないからです。

同じようにかつて民主党代表として、注目の的となっていた蓮舫さんは、仕事になると白のジャケットを(衿をたてて)着る、と決めているようでした。スタイルの良さと潔い白ジャケットはとても似合っていて素敵なのですが、いつも同じスタイルだと認識されたことに対して、私たちのファッションとしての関心は続かないのです。
小池さんは政治家ですから、その言動に注目が集まっているからこそのファッション談義かもしれません。
それでも私たちが注目するに値する彼女の服装には、個人の個性の強さ以外に、大人の女性のファッションとして素晴らしい点がいくつもあるからなのでしょう。
その一つとして、「上品なテキスタイルの選定」があります。
これが、女性から見た「注目される」ファッションのポイントなのだと思います。安い廉価製品は取り入れやすくて、日々の生活に欠かせないものと言えますが、安さをファッションとして取り入れるることができるのは、若い世代の特権なのだと思います。安くてもかわいい、とチープさが許されるのは、若さがある時だけです。
若い世代向けのファッションが、サイズが合うから着用しているという方は多くいらっしゃいますが、サイズが合っても、その方の年代に合っていないがために残念な印象をもたれてしまうことにもつながります。
40年、50年、60年と年齢を重ねていくにつれて、素材のクオリティはとても重要なエレメントです。
例えば光沢のあるブラウスを選ぶとき、絹ならではの光沢のあるブラウスと、ポリエステルタフタで出来た光沢のあるブラウスでは、その光沢の質と、肌触り、色の付きかた(染まり方)など違いが表れて、その上品さの程度は大きく異なります。
年齢を重ねて身に着いた知識や経験、常識やマナーなど、若い人には足りないものをたくさんお持ちでいる大人の女性ならではの、似合うファッションがあります。大人の女性にとって、上質なおしゃれを取り入れていくのはとても重要だと感じています。
大人の女性、その年代ならではの気品を兼ね備えた上質さを、小池さんの服装から感じます。
大人の年代の女性には、形だけではなく、質も良いものを身に着けるように、小池さんのファッションに注目してみてください。素敵だなと感じるところは真似ていくと良いと思います。

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