3注目される時代
1)Y2Kファッションとローライズ
Y2Kのリバイバルがひとつ大きなテーマになっている2022年春夏のファッション。
Y2Kとは、2000年のことです。year2000(Kは1000の単位)の略です。
2000年ごろに流行したファッションが、今年になって返り咲いています。いつもそうですが、ファッションは繰り返します。ミニスカートの提案もそうですよね。2022年になり2000年のスタイルが新鮮に感じられて、注目されています。
さて、2000年代のファッションスタイルの特徴のひとつに、「ローライズ」があります。
ローライズは、腰骨で履くボトムです。しゃがみ込むとウエストラインが下にあるので、お尻が見えてしまう、というほどに股上が浅いボトムがとにかく流行していました。股上は、浅ければ浅いほどにおしゃれ、という風潮でした。
ローライズは、デニムを中心にあらゆるボトムに取り入れられていました。数年前から今に至って、すっかり定番になっているのは「ハイライズ」です。股上の深いボトムに慣れているところに、「ローライズ」は新鮮に感じられるでしょう。
今後、数年かけながら、次はローライズにトレンドが移行していくのかもしれません。
2)90’sファッションとボディコンシャス
ボディラインに沿った、体型がくっきり浮かぶようなタイトなシルエットのワンピースやタイトスカートなどが出てきそうです。このボディコンシャスは、1990年代に流行したスタイル。髪をかき上げてボディコンシャスの服を着て
夜の街に繰り出す、というのがかっこいい女性の象徴でした。
2022年に、そのトレンドがリバイバルで登場すると言われています。どれほど取り込まれるか、注目していきたいと思います。