2018年の春夏のファッショントレンドについて、コレクションからみられるキーワードを、数回に分けて記載しています。
今回は、柄・モチーフについて。
春のモチーフ・柄といえば、花柄が頭に浮かぶのではないかと思います。もちろん花柄がすたれたわけではありません。しかし、2018年は花柄よりもだんぜんポルカドットが旬です。
ドットはそのモチーフスケールの大きさで、呼び名が変わってきます。
・コインドット(コイン大)
・ポルカドット(それより小さい 中)
・ピンドット (小さいドット)
ポルカドットの呼び名の由来については、ボルカダンスを踊るときに着た衣装が中くらいのドット柄だったという説がありますが、不明瞭です。中くらいの大きさのドット、ポルカドットがその呼び名とともにヒットしているようです。
実際には、様々な大きさのドットがコレクションで見られていました。バリエーションとして、ピンドットからかなり大きめのスケールの目立ったドットまで出ていました。大きいドットでポップなテイストを、小さめドットでエレガントなテイストを楽しめる。
ワンピース、ブラウス、タンクトップなどのインナーやバッグなどの服飾雑貨にも広く使われていくと思います。ドットはクラシカルで懐かしさがあり、キュートなモチーフですので、大きさを使い分けて選ぶと良いでしょう。