2018年春夏のファッショントレンドについて、数回に分けて記載しています。今回は、衿のデザインについて書きたいと思います。久しぶりに新鮮に感じる衿への変化が見られています。
2018年の春夏に、多くの方が着るだろうな、と予測されるひとつが「スクエアネック」です。
首下の胸元の開きが四角形になっているデザインです。カルバンクラインや多くのメゾンで提案していました。
その開き方はいろいろなので、好みのものを選ぶと良いのですが、例えば上半身が華奢な方は横に長く開いたスクエアネックが良いし、胸元の厚みのある方は、縦に長めに開いたものが良いでしょう。
スクエアネックに限ったことではありませんが、衿の開きを体型に合わせて選ぶことで、全体のバランスが取れてスタイルが良く見えますよ。
2年前の冬には、オフタートルから進化したオフショルダーのデザインが若い世代に大ヒットしました。オフショルダーは
ゆったりと作ったオフタートルをずらして両肩を出したようなデザインですので、もはや首まわりのデザインのことではなくなってしまっていました。
このオフタートルは、次の春夏のシーズンには40代50代の大人の女優なども着だしたりしたことで、一般の方々にもずいぶんと普及したように感じます。大きなトレンドの波だったと思います。このオフタートルは、次第にボートネックやボトルネックへと進化していきました。
そして2018年の春になってスクエアネックが登場します。衿デザインとしては久しぶりなので、とても新鮮に感じています。
イレギュラーなアシメトリーネックも、コレクションでは多く見られました。
ジャケットなどの羽織りアイテムのインナーに、パンチのあるデザインは注目を浴びるでしょうし、夏に向けてタンクトップ一枚のスタイルになったときには、もっと活躍するのではないでしょうか。
2018年春夏のファッショントレンド予測 ④衿のデザイン
2017.12.14 (木)
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