先日、ある映画の試写会に応募したところ、当選しまして、当日持参するというはがきが届きました。
すっかり申し込んだことすら忘れていて、届いたはがきをみて、あれ?なんだっけ?などと思ったりしたのですが、なにせ当選したとのことでしたので、ちょっと嬉しくなりました。
と同時に、「私に券が回ってくるのであれば、応募者が少なかったのか?もしかして定員割れだったりして」なんて考えたりもしました。
さて、日が経ち、当日の朝は雨が降っていました。試写会は夕方17時からスタートです。日中に歯医者で歯科検診と口腔内のお掃除をお願いしていて戻ってきたら疲れてしまったので、試写会に行くのが少し面倒になってしまいました。友人と待合せていなかったら、このまま行かないという選択をしたかもしれません。
このあと、約束もしていたのでちゃんと会場に向かいました。
会場は満席でした。
試写が始まる前に、主催者の挨拶があったのですが、その話のなかで、「今回の応募者は1万8千人を超えていて、当選の倍率はなんと14倍でした!」と応募実績が伝えられ、会場はいっせいにわっと盛り上がりました。
それを聞いて、私は「良かった、来て」と率直に思いました。その倍率の高さに会場にいた人はみんな自分のラッキーさを感じたことだと思います。
私はこの会場に来なければ、その自分のラッキーさも知ることはできませんでしたし、もちろん映画を視聴することもできませんでした。
面倒になったから、などと理由をつけて、その機会を得なければ、それまでなんだな、と改めて思ったのです。
気にはなっていたんだけど、行っていない・問い合わせてみていない。や、行きたいと思っていたんだけど、面倒でやめた、というのは、自分の想像以上の損失があるのかもしれないな、と感じた1件でした。
面倒で行かないというのもひとつ。
チャンスは活かすというのもひとつです。
面倒に感じた自分への叱咤激励を込めつつ、何か行こうかどうか迷っているなら、行った方がいいのではないかと痛感しています。みなさんはどうですか?