色の力で心理状態が分かる?

2020.11.28 (土)

オーラソーマってご存じでしょうか?

私はアパレル会社員時代に、仕事を通してオーラソーマを知りました。20年ほど前のことです。服のスタイリングとか、似合うとか、本来の服の製造販売をしているアパレルには関係ない部分を探っていくものでしたが、取引先の社長に話すと興味を持っていただけて、いくつかの取引先のショップでオーラソーマのイベントをしたことがあります。
 

そもそも、私たちは色の効果をふだんから使っています。知らず知らずのうちに、意識しないで色の力を使っています。色の持つ波長のちがいで、心拍数が変わったり、暑く感じたり涼しく感じたりするので、その効果をうまく使うと、いつも快適に過ごすことができるのではないかな、と思います。
 

さて、オーラソーマがどんなものかというと、透明なガラスの瓶の中に、上下に2層に色のついた液体が入っています。その瓶の上下の配色はそれぞれ違っていて、全部で80本ほど用意してあります。その中で、気になった色の瓶を3本とってもらいます。選んだ瓶の色、色と色の組み合わせなどで、そのひとの心理状態を察することができるのです。3本の瓶を選ぶ、その順番にも意味があります。

私はオーラソーマを仕事で体験しました。私も3本の瓶を選んでみました。そのときに言われたのが、「楽しくて仕方がない」「充実している」「オーバーワーク気味」「癒しがない」。こんなところでした。

そのときに「心が落ち着ける時間、場所をつくるように。植物を置いてください」というアドバイスをもらいました。
そこからです。わたしの部屋には観葉植物が置かれるようになり、それが2個3個、いまは部屋に入らないのでベランダに植物たちが並んでいます。オーラソーマきっかけで、私のグリーン生活が始まりました。すっかり私の暮らしのなかに馴染んでいます。
 

そのときの状況に応じたその人ごとの診断なので、受け取る側の体調というか心持ちの状態によってひびき方も違うと思います。私が体験したときに、他のかたが号泣していたのを覚えています。取引先のイベントでも涙を流すかたが多く見られました。なにか現状行き詰まりを感じていて、我慢している、ふたをして見ないようにしているようなことへの突破口というか打開策というか、希望が見えたのだろうと思います。
 

精神内科でもカラーセラピーとして取り入れられるように「色」には力があります。
薬のように副作用もなく、心が晴れていくなら、ぜひ色の効果を使っていきたいですよね。

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