確定申告に思うこと 

2018.02.18 (日)

私は企業に所属せずに、個人で事業をしています。
今年も確定申告の時期になりました。私は毎年初日に提出することにしています。

確定申告は、WEBで提出も出来るので、わざわざ税務署に行く必要はないのですが、私はわざわざ年に1度の確定申告を、税務署に行き、提出し、その場で確認の控え印をもらいます。この作業によって、「今年もきちんと事業の収支を出して報告し終えた」と実感するのです。
税金は何に課せられるかといえば、「儲け・利益」に対してです。
会社に勤務する人は給与所得に対して所得税がかけられています。納税に関しては会社が代行しているので、取り立てて自分で申告すなければならない事由がなければ何もしなくともきちんと納税していることになります。
個人事業ですので、私の所得は事業所得に対して掛かります。その他の収入があれば、それを含めてになります。例えば私は、個人の事業と別に微々たる額ですが家賃収入があります。これは不動産所得となり、事業所得と合わせて私の利益であり、ここに課税されます。個人事業主は、だれも代わりに確定申告をしてくれませんので、1年に渡る所得の計算を自分でして、自分で書類をまとめ、必要書類を添付して、税務署にお届けするのです。
納税って、なにか汗水流して働いたのに、吸い取られていくようなイメージがありますよね。
私もそう感じているのですが、それでも、課税は利益に対して掛けられるもので、つまり、そもそも儲けることができなければ、納税もないのです。
考え方次第ですが、私は、たくさん稼いでたくさん納税したいと思っています。
 
さて、WEB申告ができるのに、わざわざ税務局に赴くことにしていますが、このおかげで、事業に対する気持ちを新たにするという恩恵を受けていると感じています。これは正しく「デジタル対アナログ」という構図ですね。どちらが良いとかということでもありません。
デジタルの便利さ(時短・手間要らず)という、時代の恩恵も大切です。でも車で走ってばかりいると、路地の楽しさを見ることができないのも事実で。
普段の自分の仕事・生活の選択を代えてみるのも良いのかもしれないなと感じる、確定申告の日でした。

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