自分の道を進むということは、一体どんなことなんでしょうか。
「自分の道はなにか」ということと、「進むということの意味はなにか」一体何をすれば進んでいることになるのかが、私は時々迷うことがあります。
このところの相撲協会を取り巻く不透明な空気のなかで、沈黙を守っていた貴乃花親方への独占取材をまとめたTV番組が放送されていました。番組を何とはなしに見ていたのですが、だんだんと親方の言葉に聞き入っていき、結局最後まで拝見していました。
その番組の中で、親方は現状の気持ちを語っていました。
「自分の親方としてやるべきことをやる」。
相撲道に対しての熱い思い、次世代への相撲道を渡していくことへの使命を強く感じていると話していました。
インタビューの中で語る親方の言葉には、信じるものへの思い・意志が本当に強いことを感じました。
相撲道について私が語ることはなにもありません。このインタビューを見て私が共感したのは、親方には、親方の信じた自分の使命があり、それに向かって邁進していくということを今までも、これからも、変わらずやっていくのだということです。
私自身はどうだろう。
ちょっと上手くいかないと、すぐにあれ？これではなかったのだろうか？などとすぐに迷って止まってしまいます。私は、何をしたくて今ここにいるのだろう、ということを改めて考えさせられました。
私は、頑張っている女性を応援したいのです。
これは、逆境の中で苦しんで、でも努力して突破の光を見つけて、進んできた会社員時代の自分を見ているのだろうと思います。
色を通して、そしてファッションを通じて、女性がより一層自信をもって素敵に変わっていく、その手伝いをすることが、私の使命なのです。
親方ほどのことができるとは思っていませんが、私は私のできることで、自分の使命を果たしていきたいと、改めて思いました。
