戦いの場に力をくれる色がある?

2020.12.08 (火)

色の力について、いくつかコラムを書いています。

私たちは色の効果をふだんから使っています。知らず知らずのうちに、意識しないで色の力を使っています。
色の持つ波長のちがいで、心拍数が変わったり、暑く感じたり涼しく感じたりするので、その効果をうまく使うと、いつも快適に過ごすことができるのではないかな、と思います。

1対1で戦う試合には赤と青の戦いが思い起こせるのではないでしょうか。

赤はチャンピオンの色です。闘争心を起こさせる、興奮させる色です。威圧感のある色で、まさしくキングの色。戦いの場には相応しい色です。スポーツのユニホームに赤い色が多いのも、納得ですね。
 
話しはズレますが、アメリカ45代大統領のトランプさんはいつも赤のネクタイをしています。赤は戦いの色です。また、リーダーシップの色とも言われています。
大統領として国を率いるにはぴったりの色。事業家であるトランプさんは、事業においてのリーダーシップが必要です。
アメリカの事業家、ビジネスマンには赤いネクタイは好まれているようで、ランチミーティングで、パワータイ(赤いネクタイ)を身につけて集まるリーダーミーティングがあるそうです。
色の強さにまけないエネルギーがあること、勝つ覚悟がみなぎって他を圧倒する色です。選挙戦でもビジネスでも、勝ち取るためには「赤」のパワーが必要なのかもしれません。
 

さて、赤い色は例えばネクタイが、日本では人気なのかといえば、それほどでもないと思います。派手を好まない傾向がありますので、日本のビジネスマンに取り入れるなら少し彩度を落とした赤やえんじ色にするのかもしれません。

ちなみに日本では業界によって(人によって)赤い色の服を嫌うオーナーも多いのです。「赤字」を連想させるからです。日本では、赤は儲からない色なのです。会社員時代に、スカーレット(オレンジがかった赤)のネクタイを着けていた同僚が、取引先の社長に怒られていたのを見たことがあります。

縁起を担ぐ経営者は多いのです。そうでなくとも仏滅より大安のほうが気分が良かったりしますよね。
相手にとって不快にならないように、色は使いたいですね。

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