日本各地で順々に梅雨明けとなり、夏がやってきました。
夏は、活動的になり、いろいろ楽しみも多い季節です。とても嬉しいのですが、困ったこともありますね。夜が暑くて寝苦しい。寝付けない、寝てもすぐ起きるなど睡眠を上手く取れなくて調子がくるってしまう方も多いと思います。室温や湿度の調節が、どうしても必要ですが、色の力も使ってみませんか?
「青」はその色を見ているだけで血圧や脈拍、呼吸数を下げて、筋肉の緊張も緩ませる効果があります。筋肉の緊張が解けると、安眠しやすい状態になります。ですので、寝具や寝着(パジャマなど)に青色を取り入れてその鎮静効果を利用するのは良い方法です。
青は、可視光線の中でも波長が小さい色で、その波長が優しくて涼しく感じるのですが、これは視覚によるものだけではないのです。目をつぶっていても皮膚を通して、人は色を感じています。その効果は赤の効果と比較すると、体感温度が3度も違うという実験結果もあります。
夏の寝苦しい夜には、青色を使ってみることをお勧めします。ぜひ試してみてくださいね。
色の効果はそれを取り入れることによって反作用は起こりませんので、安心してお使いいただける「昔からの知恵」です。
ちなみに青は、体温を下げて血行を悪くすると言われますので、冬の季節には注意が必要になります。季節に合った色の選択も楽しいと思います。