コンプレックスは長所なのかも!

2018.03.14 (水)

自分の体型に、みなさんは満足なさっていますか?
自分の体型を好きという方は、自分を知っている方だと思います。自分の良さを知っている人は、本当に素敵だなと思います。
しかし、多くの方は、自分の持っている体型の特徴に対して、コンプレックスを持っているのではないでしょうか。
 
私は、体型の特徴には「良い」「悪い」という概念はないものと思っています。
でも、身長が低い、身長が高い、ぽっちゃりしている、痩せて貧弱だ、腕が太い、腕が短い、肩が張っている、、、。不満に感じているところを挙げればきりがありません。
洋服をきれいに着こなしているモデルですら、コンプレックスがあると言いますので、女性の(男性もですが)持つ、”飽くなき美への戦い”というストイックな側面もあるでしょう。
 
体型コンプレックスについて考えるとき、いつも思い出す人がいます。小学校の同級生の女の子で、Aさんです。
Aさんは、おとなしい印象ですが、ユーモアがあって話すと楽しい人で、ぱっちりとした大きな瞳の、片平なぎさに似た美人さんでした。そしてAさんは、女子の中で一番身長が高い子でした。
小学校のころは、女の子の方が発育が早いのか、男子よりも女子の身長が高いようで、私たちの学年でも、男の子よりも女の子の方が平均身長は高かったように感じます。ですので、Aさんはクラスで一番大きな人でした。
子どものころは、見たままの印象をストレートに発言する傾向がありますね。私は首が長くて、「きりん」と言われたり、前歯2本が目立つので「うさぎ」と言われたりしたことがあります。単純でストレートですよね。
Aさんは、大きかったので「アンドレ」と呼ばれていました。
アンドレとは、何か?
ベルサイユの薔薇という漫画に出てきた、オスカルやアンドレという登場人物のことではありません。私の小学校時代にプロレスで活躍していたアメリカの「アンドレ・ザ・ジャイアント」のことを意味していました。
山男で斧を振り回す凶暴なキャラクターの「アンドレ・ザ・ジャイアント」と小学生のAさんは、どうやっても似ても似つきません。それはみんなわかっていたし、そこにいじめのような悪質な、いやがらせのような気持ちもありません。「大きいから」という理由で、その時流行っていた大きな人=アンドレと呼ばれていたのです。
なんの悪気もなく、みんながAさんをアンドレと呼んでいましたが、おそらくAさん本人はすごく嫌だったのだろうなと今になって思います。
Aさんは、自分の身長が高いためにアンドレと呼ばれていることで、身長を隠そうとしたのか、成長していくことを拒んだのか、だんだん猫背になっていきました。
いつしかAさんは大人になり、すごい美人さんになりました。身長も高いとはいえ170センチ弱で、すらりとした印象です。
でも大人の今も猫背なのです。もう、それは直らないのかもしれません。
本来、モデルさんにでもなれたのでは?と思うのですが、身長が高いというコンプレックスが、Aさんにとっては大きなものだったのでしょう。でもその身長は、他人から見たら、自慢したいポイントではないでしょうか。
人が自分の中に感じているコンプレックスは、本当はその人らしさを表した美点なのかもしれません。自分の良さを、自分で認めて開放できれば、もっと楽になるのだと思います。
客観的に、体型の特徴を知ることができると、その良さを引き出すことが出来るようになります。「骨格スタイル診断」で、自分の持つ体型の特徴を知ることができます。

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