「得意なこと」は何か、を考えてみる

2018.01.31 (水)

みなさんは「得意なこと」が何かをすぐに答えることができますか?

自分が得意なものは何か、改めて聞かれるとすっと出てこないものです。
この質問に対して「日ごろ、ちゃんと仕事をこなしているし文句を言われることはない」と答えた方がいましたが、何かケチをつけたいのではなくて、ご自分の中で、得意として認識していることは何かを明確に置いていた方が良いな、と思い表現した質問なのです。

これは、一度意識しないと答えが出ませんし、まとまらない質問です。これから益々企業で活躍を考えている方、転職を考えている方、そして特に、独立しようと考えている方は、ここが自分の中で認識できていないと、うまく進まなかったときに自信がなくなってあきらめてしまうことにつながります。

自分の武器と思うのは、スキルでも良いし、性格・性質のことでも良いと思います。
例えば、PCスキルが高く、必要なデータの抽出ができることも能力です。数値をもとに分析する能力があるのも能力。また、感情のコントロールが出来るのは、冷静な判断がくだせるという性質であると言えますし、粘り強く努力できるのは才能だと思います。
自分のことを俯瞰してみることが大切です。

そして、同時に知り合いにも「自分の得意なことは何か?」を聞いてみると良いでしょう。きっと自分の思っていたこととは違うところを武器として見てもらっているという、発見ができることでしょう。

数人、例えば友人、友人でも小学校時代の友達と大人になってからの友達では見ている点が違うでしょうし、他には部署の先輩や趣味の仲間や指導を受けている先生など、いろんな方面の方々に協力してもらうと良いです。

私の場合、大学の友人、中学の友人、元会社の先輩と上司、同期と関係性がばらばらの方に「私の強味、武器」について聞いてみましたが、数名の方から共通していただいたのが「教えるのが上手」という内容のコメントでした。これにはとても驚いた覚えがあります。そんな気持ちが自分には全くなかったのです。
しかし、人がみた長所のほうが多分正しいのです。自分の思う長所は、自分の思い込みで自己満足なんですよね。

ぜひ自分の武器を自分でも考えて、そして人にも聞いて、認識してみましょう。

その上で、次のステップに移ることが出来るのだと思います。

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