色の効果で食べ物の味が変わる?

2020.11.20 (金)

私たちは色の効果をふだんから使っています。
知らず知らずのうちに、意識しないで色の力を使っています。

 
 
赤と青を比較して、体感温度が違うというコラム、時間の感じ方が違うというコラムを書いてます。
色の持つ波長のちがいで、心拍数が変わったり、暑く感じたり涼しく感じたりするので、その効果をうまく使うと、いつも快適に過ごすことができるのではないかな、と思います。
 
さて、今回は、食べ物の味について。
色の効果で、食べ物、飲み物の味が変わってくるということが実証されています。
 
目隠しをした状態で、上等なワインと安物のワインを飲み比べてみると、どっちが高いワインか判断を間違えてしまう。これをテレビ番組のゲームで見たことがあります。
 
思っているよりも人は視覚に頼っていろいろな判断をしています。なにかを認識するときに、一番先に使うのが視覚です。人間は5感で情報を捉えますが視覚が8割を占めるそうです。
 
遠くに何かがいる。色、だいたいの大きさを認識して危険なら逃げる、ということを長い間人類は行っていて、それは今でもそうです。遠くから来る人を色と形で、男性か女性か、老いているか若いか、近づいてくると詳細が見えてきて、良い仕立ての服だ、とか判断していきますが、始めに捉えるのは、色です。
 
 
さて、同じコーヒーを茶色のカップと黄色のカップに入れて、飲み比べをしたところ、茶色のカップで飲むと、7割の人が「味が濃くて香りが高い」と答えています。黄色のカップで飲むと、8割の人が「味が薄いし香りもしない」と答えています。同じコーヒーなのに。
コーヒー色をしているカップでは、コーヒーの特徴が強く感じられて、黄色のカップでは、軽く感じられるという色の影響を私たちは強く受けているということがわかります。このコーヒーのように、中身が同じでも、カップやお皿や、売り物ならパッケージの色で感じる味を変えてしまいます。
 
 
また、そのものの色によって味に対するイメージ、印象が変わります。
牛乳からつくるバターはもともと白い色ですが、そのままの色ではラードっぽくみえてしまって、売れなかったそうです。そこで、少し黄色味をつけたところ、芳醇で、栄養があるようなイメージがついて売れるようなったそうです。
※ちなみに今のバターは着色していないようです。黄色のバターと白のバターがありますが、黄色は青草、白は干し草を餌にしている違いのようです。
 
ソーセージもそのままだと茶色です。赤く着色したからヒットしたと言われています。
 
 
このように私たちは食べ物の情報を、その味やイメージを、色から取り込んでいます。色のもつ効果って、面白いですよね。

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