気温とファッションとトレンドと

2019.10.23 (水)

朝晩の気温がぐっと低くなってきましたね。

 
気温といえば、最高気温って、春から夏にかけて上がっていって8月をピークにして、今度は秋に向けてなだらかに下がっていきますよね(最近はそうなだらかでもありませんが、、)。
一方の最低気温は、春から夏へ向かうときと、夏から秋へ向かうときではちょっと様子が違うようです。春から夏へ向かう5月、6月あたりは、最低気温と最高気温にそんなに差がないのですが、夏から秋への移行の際を考えると、秋が深まるにつれて、日中は晴れて暖かく感じても朝はぐっと冷え込んできます。私は明け方に寒くて目を覚ますことがよくあります。秋は一日の最高気温と最低気温の差が大きいのです。
 
この一日の中での気温差が大きくなって寒さを体感してくるのが10月後半になります。このころに、お布団を冬用に変えたりする方も多いと思いますが、同じように洋服も冬物を意識するようになります。
 
 
アパレル製品の売上げには、シーズンで大きく3回の山があります。そのうちのひとつの山が10月後半に訪れます。
これは20年前もそうで10年前もそうで、いまもそうです。気温の変化から人が感じる寒さに対する防衛本能も関係しているので、そうそう変わることはありません。
 
秋冬の2つ目の売上げの山は10月後半にやってきますが、だいたい42週から43週あたりです(※正月を1週とする)。
アパレル会社は、この売上げの山を意識して、新作を店頭に投入していきます。ここに合わせるのです。秋から冬へと色を変える、コートをトレンチからダウンやウール製へとシフトしていく、シューズに加えてブーツを展開していく、ストールを強化する、、、、。連動してディスプレイも変更します。見た目にも変化をつけて、新鮮さを出して目を引くようにします。
 
 
私は定点観測を都内のいくつかの場所で行なっていますが、どのショップも、そのブランドが意図したものを表現しています。上手・下手はありますし、見せ方の技術の問題もあるし、そもそものトレンドの提案がずれているんじゃないかと思うショップもあります。
私は、そんな裏側のことも含めて店頭の変化を見るのがとても楽しいです。
 
みなさんも自分の好きなブランドの店頭がどう変わっていくのかを、ちょっと裏側の気持ちになってみていってはいかがでしょうか。いっそう洋服が好きになるのではないかと思います。

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