私の家にはたくさんの観葉植物があります。
大人になってからの趣味のひとつに植物を育てるというのがあります。鉢の総数を加減しながらすこしずつ増やしてきました。夏には簡単な野菜の栽培も楽しんでいたのですが、ここ数年は観葉植物が中心です。その観葉植物ですが、私は中学生のころ、もらった鉢植えのポトスを枯らしてしまった苦い経験があります。育て方を知らなかったので、水を与えすぎたことが敗因だと今はわかります。そんなポトスとも今はすっかり仲良しで、私の家でほかの植物たちと一緒にとても元気に育っています。
ポトスは20種類くらいあるそうですが、大別すると緑色、黄緑とマーブルの3種類があります。
経験上の判断ですが、比較的マーブル調の葉は、育てやすいです。緑色のポトスを分けてもらって、水差しをしっかりしてから鉢に植え替えたのですが、うまく根付かなくて失敗してしまいました。単色の葉はとても美しいので、ぜひ育ててみたかったのですが、この失敗で、うちの環境では単色のポトスはムリなのかな、と思っていました。
それから数年がたった今、不思議なことが起こりまして。
うちのポトスの鉢のなかで、単色の葉が出たのです。
ポトスはつるが長く伸びます。その長さを生かして高さのあるところに置いてつるを垂らして楽しむ、というのもステキです。それにしても5月ごろから9月ごろまでは、すくすくともりもりと生育するので、伸びすぎたり葉が密集してきたらときどきカットして整えておきます。そのカットした一部を水差しして、根を出させて、鉢に植えて増やすことを株分けといいます。
私はマーブル調のポトスの葉をカットして株分けしたのですが、良く見ると、一枚の葉の半分がマーブル、半分が単色、という素敵な葉が育っていました。そしてその株のなかには、マーブルの葉を持つつると、単色の葉を持つつるが混在しています。
これは、単色の葉を一度枯らしてしまった私へのチャンスなのでしょうか??大事にしていきたいと思います。