朝ドラ「スカーレット」で主役の陶芸家の役を務めている戸田恵梨香さん。
中学生のころから中年期(今は40代の時期)の役まで演じています。中学生、卒業して10代後半は、前髪を短くし、おさげにすることで初々しさを出していました。
笑うときのほほの位置が10代のころの主人公と今では違うので、これは演技の上手いところなのだと、とても感心しています。でも年齢を捜査して見せるのは演技力だけではありません。外見をコントロールする、衣装さん、メイクさんもすごいのです。
さて、戸田さんは、その肌の色からブルーベースで、サマーかなと思われます。
実年齢よりも上の年代を演じているにあたって、衣装の色が、似合わない色を合わせています。ベージュのニット、茶色によった緑のコート、と茶、ベージュをベースにした色の衣装を着ています。この黄色みを感じる茶系の色によって、戸田さんの顔色は悪くなります。もちろんメイクでもイエロー系のオークルを使っているのでしょう。顔色をくすませて、本来の透明感を消すような細工をしているのが感じられます。画像出典:「NHKサイトスカーレットの登場人物紹介図」
つまり、わざと似合わない色の服を着ることで、老けさせるような効果を出しているのです。これ、怖くないですか?
ふだん、実年齢で生きている私たちもまた、似合わない色で老けて顔色をくすませ、透明感を失っています。
できるなら、似合う色を使って、肌のトーンを上げて、快活で生き生きとした印象になるような、くすみやしわやクマを飛ばしてくれるような色を使いたいですよね。私はそう思います。
みなさんにも、似合う色を使ってほしいです。特に大切な場面ってあると思うのです。自分の見せ方を自分の思い通りに色の力を使って、コントロールできるようになると
それは、大きな財産になります。
完全に人のフレーズをお借りして言いますが、世の中には2種類の女性がいます。
「透明度を上げるシンデレラカラーを使う人と使わない人」。
どちらで生きていきたいですか?
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