働き方改革という言葉を良く耳にするようになりました。
終身雇用制度や年功序列の待遇など、数十年前に日本で当たり前であった雇用環境は、少しずつ時間をかけて大幅に変容してきたようです。
一社に定年までお世話になる、この会社に骨をうずめる、という気概で就職先を探す若者がどれだけいるのでしょうか。皆無だろうと想像します。
私自身は、ずっと同じ会社に勤務をしていて、転職を希望したこともないのですが、友人は「良く一社にずっといられるね。飽きないの?」と不思議そうに言われたこともあります。このように同じ年代同士でも働き方はひとそれぞれ、価値観の違いはあるようです。
さて、価値観というところですが、もっと言えば仕事に何を求めるかです。1つの中で、この仕事を突き詰めたい、もっと昇格したいとか、もしかして安定を望む人もいれば、他の会社に高く評価してもらうために、この仕事を頑張っている、と思う人もいるのでしょう。
会社勤めを脱出して、自分の得意・好きを仕事に起業する動きも、この数年で増えたように思います。ここには、「自分らしさ」という価値観が後押ししていたように感じます。今、まだ一部なのかもしれませんが、政府主導で副業を認める動きが加速しています。サラリーマンにも多様なチャンスを手に入れることができました。会社員でいながら、別の事業に取り組むことができるのです。
・一社で定年まで勤める会社員(公務員でも)での働き方
・自分を武器に転職し高めていく働き方
・契約社員として、時間を区切った働き方
・起業し自分の事業を展開する働き方
・副業という働き方
働き方に優劣もないし正解もないと思います。自分で決めるのです。どの働き方も幸せだし、そして悩みが深いのだと思います。
働かないという選択肢もありますので、合わせて自分で決めていきたいですね。