コートスタイルのバランスを取るのは、けっこう難しい

2018.12.16 (日)
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コートが手放せない本格的な冬シーズンに入りました。コートは生地の分量もたっぷり使います。表面積の大きさからも一番目立つアイテムになるので、頭からつま先までのトータルスタイリングの中でもメインアイテムになります。だからこそ、コートによって与えられるスタイリング全体の印象に気を使わないといけないと思います。寒さから身を守るだけではない、この時期のコートにはもっと重い責任が負わされているようです。

 

 

コートスタイルにおいては、その「重心バランス」にいつも以上に気を付けなくてはなりません。コートの丈とボトムのバランスは案外取りにくいものです。パンツよりもスカートの方が難しさがあります。そしてパンツもスリムラインのタイプより、ワイドシルエットで生地分量がたっぷりしている方が難易度が上がります。
 
コートアイテムが入ることで、どうしてバランスがとりにくくなるのかというと、他のアイテムよりもコートに分量があるからです。同じ羽織るアイテムであるジャケットとくらべてみると、コートの方が生地が厚くなる傾向があります。すると動きやすさを考慮した少し大きめの型紙(パターン)になる傾向があります。そしてジャケットよりも着丈が長くなる傾向があります。
 
トップスとボトムスのバランスのとり方の一つに、その境目となる線がどこにくるのか、が挙げらるのですが、トップス(この場合はコートになりますが)の裾の位置が、着用する人本来のウエストの位置とは離れたところに来ます。ジャケットでもブラウスでもセーターでもそれは同じ現象なのですが、その人の本来のウエスト位置と着用しているトップスの裾の位置に乖離があることを、薄手の素材であれば見ている人は誤差があることを認識し、修正してくれやすいのです。
それが肉厚のコートになると、難しくなります。とたんに全体のバランスが崩れて、下の方に重心が寄ってアンバランスさを感じるようになります。
 
ウエストラインが絞ってあるエレガントなコートや、ウエストにベルトでマークされたデザインのものですと、そのコートを着用している人のウエストの位置が想像しやすくなることで、バランスがとれたシルエットとして、見る人から認識されていきます。
 
くびれの感じられないカジュアルスタイルのダウンコートなどは、どうしても重心が下の方にズレてしまい、胴が長く見えてしまうことがあります。さらにボトムがドレープたっぷりのスカートであると重心はさらに下に向いていきます。コートはボリュームのあるアイテムで、重心が下に向かっていくだけに、ボトムの選び方には上下のバランスを気にしておくことが必要ですね。
 
丈バランスが上手く取れるといいけれど、それがイマイチなら素材を変えてみる、色で調整してみるなど工夫してみると、「あら?いいじゃない!」というスタイリングに出会えます。いろいろと試して冬のファッションを楽しんで下さいね。

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