タッキー&翼のユニットが解散、という報道がありました。
驚いたのは、2人の進路です。今井翼さんは、体調を崩しているそうで、ジャニーズ事務所を辞めてしっかりと健康を取り戻すと。そして滝澤秀明さんは、タレントとしての活動を年内で辞めて、ジャニーズjrの育成と舞台・ライブのの演出という裏方の仕事に専念する道を選択したと。
ジャニーズのアイドルは子どもの頃からジュニアとしての活動があって、ここで大きな舞台慣れをしていくという良くできたシステムだなと思っていました。それはさておき、この二人も中学時代から人気があったたそうで、そこから成長した正統派のジャニーズというイメージで見ていました。
ユニットで歌の活動と、それぞれが舞台で活躍していたようです。滝澤さんは舞台で主演しながら、その舞台を演出するようになり、裏方の魅力を感じていたとのこと。36歳という年齢での大幅なキャリア変更を同時に二人が行ったことで、驚きはありましたが、なんだか豊かな人生になるのではないか、と羨ましくも感じました。大体、表舞台で主役を取れること自体が、アイドルを目指す人の憧れの姿なのであって、もうすでに、一つ大きく達成しているのです。
ちきりんさんという方の本で、人生二毛作が良いというものがありました。40代で一度見直してみるのも良いのでは?という人生論の提案ですが、私はとても共感しています。自分の置かれた環境と気持ちに従って舵を切って、進む方向を変えて、また違う人生を進んで行くのは、人生2倍楽しいのではないかと思います。
劣等感とか嫌で逃げ出す、ということで切り替えることも一つかもしれないし否定はしませんが、同じ課題が違う環境でもやってきます。自分の力で、その課題に乗り越えることまでできなくとも、せめて向かっていかないと、いつまでも追いかけてくるのだと思います。
そうではなく、何か一つやり遂げた時に次の道がふっと出てくるのかもしれません。軌道修正が2度でも3度でも良いと思います。人生100年だったら、40年30年30年と区切ってみると諦めたこととか、一旦休んでいることとか、いろいろ出来そうですね!
なにか夢のある決断なのではないかと、お二人の報道を見て感じました。