もう一度チャレンジするって、すごい!フィギュア高橋選手に思うこと

2018.11.14 (水)

2010年バンクーバー冬季オリンピックのフィギュアスケートで、見事に銅メダルを取った髙橋大輔選手。今季から選手としてもう一度やっていくというニュースは、結構な驚きでした。体力と気力が伴わないと第一線での活躍は難しそうに、素人ながらに思うからです。この点からいうとアスリートが長く活躍するのってとても大変なことなんだとも思います。

2010年の銅メダルを獲得したときに、髙橋選手が選んでいた曲はイタリア映画”道”のテーマ曲でした。衣装もピエロっぽいモチーフを取り入れていて、童顔な髙橋選手に似合っていました。私はこの映画が大好きでしたので、音楽に乗せた華麗なステップに、いたく感動した覚えがあります。
映画では、大柄で横暴な大道芸人が、旅の途中で知的障害のある女性を奴隷として買います。とても純粋な心を持ち続ける女性と旅を回るうちに少し変わっていく大道芸人ですが、女性を修道院の前に捨てていきます。しばらくして後悔して、女性を取り戻そうとその場所に戻るのですが、女性は亡くなっていたという内容です(主観です)。フェリーニの名作。
監督の奥様が演じていた、知能の低いという設定の女性ですが、劇中の名前がジェルソミーナでした。だぶん、ジェルソミーナはとても幸せな人生を送ったのだと思います。疑わないこととか、まず自分にはできないし。
今、ちょっとバカな方向に行ってみるのもいいなと感じています。そうするとは言っていないのでご心配には及びません。というか、あまりおりこうさんで優等生で計算したような道を進むことばかりが、前進しているってことでもないように思います。
ただし、何もまだ頑張ってみてもいないうちに自分探しの旅はおすすめしません。何かに出会うだろうと期待して出かけても、受け手として何か足りていないのかもしれません。高橋選手はしっかりと今いる場所で努力して、そのあとに一度方向転換をして、新しい仕事をしっかりとやる中で、改めてやりたいことに辿り着いたんだと思います。そこに邁進する髙橋選手はすごい。いつでも、心に思うものを大事にしていきたいと思います。

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